俺は夜型人間だ
– 早起きは三文の徳であり得るか –
俺は完全に夜型人間だ。
中学生の頃、朝方までゲームをして、それから学校に行ってた。
G級をソロで全制覇するまでやめなかった。
ミラルーツが世界一強大な敵だった。
朝の4時頃に会える女の子と付き合った。
緊張感のある付き合いだった。
たくさんのことを教えてもらった。
高校生の頃、朝方までネットサーフィンしてた。
アニメを見てた。
漫画を読んでた。
友達と遊んでた。
受験期になると、それらの多くを勉強する時間に変えた。
毎日10時間は自習に時間に充てることを決めていた。
大学生になった。
勉強の時間はアルバイトの時間に変わった。
17:00〜翌3:00まで働いた。
たくさんお金を稼いだ。
同時にたくさんのことを学んだ。
大人って何なんだろうと毎晩考えてた。
大学3年生の後期から1年間休学をした。
お金を貯めて、アメリカに旅に出た。
自転車とテントと寝袋とマットと少しの着替えとカロリーメイト40本と10万円とクレジットカードを持っていった。
日中に走って、夜はちゃんと寝た。
日本に帰ってきてすぐにアルバイト生活に戻った。
夜型に戻った。
帰ってきてから、日常に特に変化はなかった。
大学を無事に卒業した。
論文は相変わらず夜な夜な書いた。
先生に感謝している。
社会人になった。
夜な夜なホームページを作って生計を立てている。
すごく頭を使う仕事だ。
最近は朝の7時まで仕事して、13時くらいに起きている。
夜はすごく集中できる。
昼間の5時間が10分くらいに感じる。
嘘じゃない。
創作意欲が湧き出てくる。
夜はすごく静かだ。
俺は耳と鼻がとても良い。
昼は邪魔なものが多い。
必要のない音や匂いが溢れてる。
頭をメインに使う時は、夜がいい。
肉体をメインに使う時は、昼がいい。
そんな気がする。
俺は夜に力を発揮する人間だ。
早起きは三文の徳ではないと思っている。
夜にはたくさんのチャンスがある。
人間社会で生きる限り、人間との付き合いが必要不可欠だ。
成功へのヒントはそこにある。
俺はそう考えている。
昔、電気が発明されていない時代には、太陽の灯だけが頼りだった。
今は、夜でも明るい。
昼に活動する方がいいという絶対的な理由など既に存在しない。
夜にはお酒を飲む人が多い。
酔っ払って本性を曝け出すが人が多い時間とも言える。
そこにチャンスがある。
夜に強い人は、それだけで強みだと思う。
静かに集中できる時間が多くなる。
弱った獲物を狩るチャンスがある。
エネルギッシュに夜を過ごせ。
良いブログを見つけた。
https://tabi-labo.com/219922/night-person-chara
https://www.workport.co.jp/plus/articles/5192
夜型人間には是非、読んでもらいたい記事だ。
25歳になった今でも、大人が何なのかは分からない。
責任感と似た意味を持つ言葉であることは確かだ。
21:00~6:00が俺の絶対領域だ。
誰にも邪魔されたくはない。
夜型の生活を批判されたことが何度もある。
では、朝方に変えるか?
いや、夜型のままいられる努力をするべきだ。
責任を果たせば、それで良いだろう。
自由を得るには代償を払う必要があるだろう。
その代償は苦でなく、必然であるのだろう。
鋼の錬金術師という漫画の結末のように。
今夜のお話はこれでおしまい。
地球よ、どうか良い夜を。
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