哲学的日常報告

哲学的日常報告#6
争いが起こる時

不一致の結果

– 差異があることの意味 –

 

不満がある人とない人

理解できるかできないか

認識の違い

 

争いは不一致の中にある

だから、

どちらかが譲歩して、一致させれば争いは終わる

 

譲歩は時に、息を止め続けるように辛い

譲歩は時に、答えを見ながら解いた数式のように楽だ

譲歩は時に、まるで悟りを開いたかのように幸せだ

譲歩は時に、蚊を潰すように冷酷だ

 

目には見えないものと争うことが多くなった気がする

得体の知れない何かに、君は譲歩している

 

新入社員は入社した段階で、転職を考える

何ができるか、何ができないかも分からないのに

不満の所在はどこにあるのだろうか

 

空想の理想の自由の中で、無様に不自由になっているように見える

 

格差が生み出した不平等に対し、

平等を求める働きは「自由」とは言わない。

 

昔、すごく辛いことが重なって、苦しかったことがある。

その苦しみを軽減する為に、自分の中に優先順位をつけることにした。

 

その順位の中には、

ポジティブな一位とネガティブな一位を共存させることにした。

 

争いを自分の中で済ませてしまうことにした。

自分の中に不一致を存在させた。

 

君の望みを全て叶えてくれる恍惚な女神が実在するか?

考えればわかることだ。

 

他者は君の欲望を妨げるだろう。

同じように君も誰かの欲望を妨げて生きている。

忘れるな。

 

全ての譲歩の要素を飲み込んだ時、争いの概念は君の中から消える。

 

譲歩は、

 

息を止め続けるように辛くて、

答えを見ながら解いた数式のように楽で、

まるで悟りを開いたかのように幸せで、

蚊を潰すように冷酷だ。

 

息を止め続けると、息がしたいと思う。

簡単な数式を解けば、次の問題へ取り組む余力が生まれる。

悟りを開けば、真実が見える。

冷酷になれば、迷いが無くなる。

 

自分の中にある、争いを解き明かして欲しい。

それでやっと、君は自由だ。

 

今日の話はこれでおしまい。

祈り続けて、走れ。

 
 
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