何時何処で
– 乾いた土 –
いつ言われたのか
どこで言われたのか
誰に言われたのか
もうすでに記憶は無い
深い傷となり
心象にある記憶
容姿や声
匂い、色
否定された記憶
簡単に壊れる
乾いた土みたいに
すぐに崩れてしまう
それが心
いつからか
自分は劣等種
その価値観が
住み着いた心
この部屋には
誰もいれない
誰も知らない
君がそこに住んでる
気づいてあげられなくて
ごめん
俺は水になりたい
乾いた君を潤す水
1秒を積み重ねて
60秒にしようよ
60秒を積み重ねて
10分にしようよ
10分を6回で
1時間にしようよ
ずっと積み重ねて
生きていくこと
それが心
乾いたら
水を与えて
割れたら
くっ付ける
窓の氷は
溶けては
固まって
明日はまた
違う形になる
窓から見える景色は
いつも違っていたから
大丈夫
だけど
気づいてあげられなくて
ごめん
二度と割れないように
それは難しいから
また割れても
直せるように
そばにいるよ
直そうとする意思
それが大切で
支えになるのは
そういう心の在り方
一歩下がって
君を見つけたら
次は、二歩進んで
近くに行くよ
毎日同じ
じゃなくていいよ
大丈夫
俺はここにいるよ
今日の話はこれでおしまい
窓の氷が溶けたら、僕たちの時間
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