夏の終わり
– 夏の足音、立ち往生 –
知らないから恐怖する
知っているから恐怖する
どちらもある
よくある言葉に
惑わされないで
自分で考えてみて
批判が身近になった時代
ネットの批判家たちは
批判しないと死ぬのかな
そう思う日がたくさんあるね
大丈夫
批判無しでも生きていける
良い作品には批判がつきもの
そんなことはない
目立つから批判されるだけ
俺はそんな批判を持ってる
まずは自分の中で処理してさ
次は消化しちゃえばいい
それでやっと君の一部になる
思想が君を作り上げる
消化した思想が
君の肉体になる
血は赤い
サングラスかけたら
黒く見える
これも批判
毒を持つ虫
身を守るため
批判を持つ人間
それもまた
身を守るため
なのかもしれない
保身という言葉が
ネガティブな意味を
増してきた世界
黙って仕事してても
良いよ
どんな形でも
君は世界の一部だから
言われたことだけやってても
良いよ
君の代わりなんて
いないよ
だけど
少しだけ
批判して
身を守ってみて
嫌だって言う前に
なぜ嫌かを考えてみて
まずは消化して
君を作り上げて
今、君の住む街の
夏が終わろうとしている
その時
地球のどこかでは
夏が始まろうとしてる
そんな風に批判を
理由を知ってから
批判を飲み込んで
君の血にして
その色も君が
決めて良いよ
哲学的な批判を
納得に繋がる批判を
君の素
今日の話はこれでおしまい
批判とは
人間の知識や思想・行為などについて、その意味内容の成立する基礎を把握することにより、その起源・妥当性・限界などを明らかにすること。
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