哲学的日常報告

哲学的日常報告#29
その後

これから先

– あの時から –

 

間違ってるかもしれない

そんな風に思う日もある

 

自分の存在価値ってなんだろう

そんな風に思う日だってある

 

そうやって日々を

生き抜いてきた君

 

ある日、君は

エンジンをかけた

誰のことも気にならない

前の景色だけが

目に飛び込んだ

 

走り続けた。

 

ふと、

横と後ろが

気になった

 

声が耳に届く

遥か遠く

後方からの声

 

時間が緩やかになり

声が耳に

しっかりと

入ってくる

 

「あいつ何やってんの」

「なんか、あいつ嫌い」

「でしゃばんなよ」

「あいつウザくね?」

 

放っておけ

そんな言葉

右耳から

左耳に

通過させちまえ

 

大丈夫

君は

すごい

君だけが

できること

成し遂げようと

俺は見てるよ

俺は分かってるよ

 

安全な位置から

悪口という

唾を飛ばす奴

 

もういいか?

かまってやるのは

今日までだ

 

歩き続けた人

立ち止まった人

 

他人を大切にした人

他人を蔑ろにした人

 

あと75年生きたとして

俺は最後まで前者でいたい

 

お前の声が届かない

そんなところまで

突き進んでやる

 

俺は俺の人生を生きる

 

あと75年あるとして

27375日の間

 

俺とお前の距離は

離れていく一方だ

 

出会った人に

愛される人生

そうありたい

 

出会った人に

必要とされる

そんな風に

生きたい

 

嘘はつかない

約束は守る

 

知らないことは

知らないと言う

分からない事は

分からないと言う

 

見栄は張らない

努力して

認めてもらう

 

言葉の重さを知る

発言の重さを知る

行動の重さを知る

 

間違ってるかもしれない

お前にそう思わされた

 

だから俺は

時間をかけて

考えていく

 

間違ってるかもしれない

そうやって日々を積み重ねる

 

過ちは

忘れない

 

過ちは

受け止める

 

そうやって

正しいと

思う道を

進んでいく

 

今日の話はこれでおしまい

遠くから吠えた記憶がある人へ

 

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