哲学的日常報告

哲学的日常報告#23
銀の弾丸

後ろ髪を引く

– 沈黙を貫く –

 

君を殺すために

銀の弾丸を用意した

まるで幽霊みたいに

後ろ髪を引く

 

燃えたら消さなきゃ

いけないのかな

俺は全然

そうは思わない

 

君の部屋はもうない

だけど、そこにいる

だから

銀の弾丸を用意して

撃ち殺す

 

鍵は君が持ってる

だからここは

君の部屋

音もなく

幽霊みたいに

 

脳裏に浮かぶ

はっきりと

神様お願い

記憶の消し方

教えてよ

 

罪は無い

誰にも

神様、

あなたも

自然の秩序の

一部でしかない

 

自分が何者か

分からなくなったら

記憶に頼るしか無い

あれ?

難しいね

 

銀の弾丸

それで君を殺す

脳天を撃ち抜く

弾は3発だけ

 

難しいね

愛の次は

憎悪か

因縁か

永遠か

 

いつか教えて

神様お願い

俺を自由にして

 

 

今日の話はこれでおしまい

本当に殺したりしないよ、当たり前でしょ

 

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