これから先
– あの時から –
間違ってるかもしれない
そんな風に思う日もある
自分の存在価値ってなんだろう
そんな風に思う日だってある
そうやって日々を
生き抜いてきた君
ある日、君は
エンジンをかけた
誰のことも気にならない
前の景色だけが
目に飛び込んだ
走り続けた。
ふと、
横と後ろが
気になった
声が耳に届く
遥か遠く
後方からの声
時間が緩やかになり
声が耳に
しっかりと
入ってくる
—
「あいつ何やってんの」
「なんか、あいつ嫌い」
「でしゃばんなよ」
「あいつウザくね?」
—
放っておけ
そんな言葉
右耳から
左耳に
通過させちまえ
大丈夫
君は
すごい
君だけが
できること
成し遂げようと
俺は見てるよ
俺は分かってるよ
安全な位置から
悪口という
唾を飛ばす奴
もういいか?
かまってやるのは
今日までだ
歩き続けた人
立ち止まった人
他人を大切にした人
他人を蔑ろにした人
あと75年生きたとして
俺は最後まで前者でいたい
お前の声が届かない
そんなところまで
突き進んでやる
俺は俺の人生を生きる
あと75年あるとして
27375日の間
俺とお前の距離は
離れていく一方だ
出会った人に
愛される人生
そうありたい
出会った人に
必要とされる
そんな風に
生きたい
嘘はつかない
約束は守る
知らないことは
知らないと言う
分からない事は
分からないと言う
見栄は張らない
努力して
認めてもらう
言葉の重さを知る
発言の重さを知る
行動の重さを知る
間違ってるかもしれない
お前にそう思わされた
だから俺は
時間をかけて
考えていく
間違ってるかもしれない
そうやって日々を積み重ねる
過ちは
忘れない
過ちは
受け止める
そうやって
正しいと
思う道を
進んでいく
今日の話はこれでおしまい
遠くから吠えた記憶がある人へ
プッシュ通知機能を導入しました。
以下のボタンからプッシュ通知の設定ができます。
簡単です。個人情報の記入は何一つ必要ありません。
ご購読よろしくお願い致します。