哲学的日常報告

哲学的日常報告#38
悲しい話

否定のその先

– 与える感情 –

 

ヒトという生物

想像の何百倍も

 

浅ましく

我儘な存在

 

生まれ落ちた星が

偶然にも丸かった

 

だだそれだけ

 

故に

平等を求める

 

その実

平等を成り立たせよう

などとは全くせず

己の利益を渇望している

 

搾取するヒト

搾取されるヒト

 

捨てるヒト

捨てられるヒト

 

ヒトが生んだ社会

自然に生まれた世界

それらは同じ空間に

ぎゅっと、浮いている

 

もういいから

あなたの顔を

もう見たくない

 

そう言うから

感謝を忘れて

自己に溺れる

 

悲しい話

ヒトが嫌い

 

悲しい話

ヒトがいる

 

悲しい話

ヒトが壊す

 

悲しい話

ヒトが作る

 

 

明日のヒトも

今日見たままだろ

 

明日のヒトも

今日見たまま

そうなんだろ

 

悲しい話

ヒトが嫌い

 

悲しい話

悲しい話

小さな世界を

インターネットに

作り出して

 

悲しい話を

俺は書いている

 

悲しい話

ヒトが嫌いな

ヒトのお話し

 

大っ嫌いな

ヒトの話

 

今日の話はこれでおしまい

俺は自然を愛しているヒト

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